スロープをつくるときに大切なこと


こんにちは!e-gardenのコレナガです

お庭を作るとき、バリアフリーを意識して作られる方も多くなってきました。
その中でもスロープをつけられるお客様が多いです。

そんなスロープですが、つくると大切にしておかなくてはならないものがあります。

それは…

勾配!

スロープの理想的な勾配をつくろうとすると
広く面積(土地)が必要となってきます。

玄関と地面の高さが40cmあると場合、
勾配は「1/12」です。
(車いすの場合は勾配を緩やかにとってあげないとならないのでこの数字が適切です!)

「1/12」とは「8.3%」

この場合スロープの必要な最低距離は4m80cmとなります。
(40×12で距離が出ます。)


このように広く面積を必要としてくるスロープなので
設置するには敷地に応じた形でのスロープが検討になります。

また高齢者や障害者といった利用者の状況、電動か手動かという車いすの種類、
介護者の有無などを踏まえたうえでスロープの勾配も考えなくてはいけません。

車いすの方向が変えにくい時、スロープ勾配に余裕が取れない時などでも、
介護者がいる場合、蹴上(段差)を低く(10㎝前後)つくり
踏面の長い階段スペースとして対応できる場合もあります!


みなさま、スロープをつくられる際はしっかりとどういった状況だからこうしたい!
と考えながらスロープを検討されてみてくださいね♪



※ちなみにスロープの道幅は80~100㎝ほど最低必要です!
またいずれこちらもブログで書きます