②既存ブロック・フェンスがあるかないか

境界にブロックやフェンスがある土地、ない土地、

で随分、外構工事の金額に違いが出てきます。



建て替えの場合は、すでに境界のブロックやフェンスがあるでしょうが。

新しく分譲された土地の場合、

土地の購入時に、ブロック・フェンスがあるところと、ないところがあります。


ないところは、もちろん、

①境界をはっきりさせるため、

②土が隣地や道路に流れていかないようにするため、

ブロックを積まないといけません。


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ブロックのみある土地の場合。


ブロックはあるけれど、
この上にフェンスをしないといけません。
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ブロックもフェンスもある土地の場合。


この状態で、土地を購入すると、
外構工事の中から、境界工事がなくなるので、
外構工事に余裕が出てきます。



このブロック・フェンス工事の金額が意外にバカにならなく、

仮に60坪くらいの土地で、

道路面以外の3面、約40m分に、ブロック、フェンスを工事する場合。


ブロックだけでも(段数にもよりますが)、約15万円。

メッシュフェンスで、約15万円。

(目隠しタイプのフェンスにしたい、木目調のフェンスにしたい。となるとまだ多くかかります。)



となります。


ブロックとフェンス、合わせて、約30万円。

1000万以上かかる土地で、この30万の違いは小さく見えますが、

100万~200万で外構工事の予算を組んでいた人にとって、この30万円は大きくなってきます。



土地を購入するときに、金額だけでなく、
この境界のブロック・フェンスがあるかないかも、チェックポイントにすることをお勧めします。

外構工事のことを考えずに土地を先に買ってしまったものの、
「こんなところに、こんなに金額かかるの?」となってしまいがちです。

土地と外構工事は、密接な関係があるので、
土地を買う前に、どんな外構になるか、どんな外構工事が必要になるか、
想像するだけでも違うと思います。