オリーブの木 ~実について~


オリーブの実をつけた!
という方はぜひ読んでください♪


実がつかない…という悩みを耳にすることが多いオリーブですが、育て方や環境に原因があることがほとんどなので、原因を見つけて対処すれば、ちゃんと実をつけるはずです。オリーブは実がなるまでに、挿し木なら5年以上、実生なら15年以上かかります。元気に長生きするようゆっくり見守ってあげましょう。

POINT①
肥料はじゅうぶんに与えましょう


どんな植物でも、じゅうぶんな栄養があってこそたわわな実をつけます。植えっぱなしで何年も肥料を上げていないと、実がつかないばかりか葉の色が全体的に黄緑色になってしまいます。   

     
POINT②
新梢(しんしょう)を切り込まないで


オリーブは春から初夏に伸びた新梢に翌年花を咲かせ、実をつける習性があります。冬季の剪定でその新しい枝をすべて切ると果実がつかなくなってしますので、全体のバランスを見ながら剪定してください。
        
POINT③
開花時期の雨に気を付けて


開花時期は花に水をかけないように気を付けましょう。オリーブの開花時期は5月中旬から6月上旬です。地方によっては梅雨時期と重なるので、花が落ちないよう、おおいをかけたり、鉢なら軒下へ移動させて雨から守ってあげましょう。しかし、乾燥も大敵。特に開花時などポイントとなる時期に乾燥させてしまうと、実がつかない原因になります。年間を通して、土が乾いたらたっぷりと水を上げてください。



POINT④
2種類以上の品種を育てよう


オリーブは1本だけより、違った品種を2本以上植えた方が実がつく確率が断然アップします。2本のうち1本は花月がいい品種を選ぶと、自然と受粉する可能性が増えて実もつきやすくなります。2本植えるスペースがない場合は、1本で実のなりやすい品種を選ぶとオリーブの実を楽しむことができます。
オリーブの害虫対策

病害虫には比較的強いオリーブの木ですが、もっとも手強い害虫はオリーブアナアキムシゾウムシ。気づかずに放っておくと、木を内部から食害していき、大きく育ったオリーブでも枯れてしまいます。オガクズ状の木屑を株元に発見したら、マイナスドライバーなどで木肌の荒れたところをほじり、幼虫や成虫を見つけたら捕殺してください。薬剤散布という手もありますが、家庭でオリーブを楽しむ場合は農薬に頼らず、ピンセットなどで捕殺しましょう。他にもテッポウムシやコガネムシなどの害虫も見つけたら捕殺しましょう。

                     

オリーブからのサイン

葉色が先端から半分くらいまで黄色くなったら、追肥が必要なサイン。植物の生育に欠かせない鉄・マンガン・ホウ素・マグネシウム・カルシウムなどの微量要素が足りない証拠なので、追肥で栄養補給をすることが必要です。日頃からオリーブの健康状態をよく観察しておきましょう。

                       

オリーブの収穫


秋が深まるにつれて、丸まると育った実はしだいに赤みを帯び、やがて黒紫色へと熟していきます。重いほど実をつけた枝から、傷つけないようにひとつひとつ手で摘み取ります。オリーブの実は、そのままかじると飛び上がるほど渋いのですが、上手に渋を抜くとかすかな渋みがアイリーな滋味に加わって、おいしくいただけます。収穫する時期は青い実を塩水漬けにするか、熟した実を塩漬けにするか、オイルを搾ってみたいのか、その目的に合わせて収穫の時期を判断しましょう。

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