目隠しフェンスの選び方

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

ご依頼内容で多い、目隠しフェンス。

つい先日も、お問い合わせがありました。
実はフェンスは種類が多くてですね。ついつい定番商品をオススメしがちです。
けど、本当は、お客様の要望や条件を考慮する必要があります。

そこで、私が考える、目隠しフェンスの選び方。をまとめてみました。




① 設置場所を決める

視線を隠したい場所は、その家庭ごとに異なります。必要最小限でいいのか?全体が隠れるようにしたいのか?決める必要があります。
部分的に必要最小限にすると、とってつけたような簡易的なものになり、安っぽくなります。
逆に全体を隠すように広く、長くすると、コストがかかります。また圧迫感も出てきます。防犯面でもよくありません。
必要なところを隠せるようにし、かつ、圧迫感が出ないように工夫をする必要があります。

また、隠したい場所に既にブロックがある場合、ブロックの上に立てることもできます。
ただし、ブロックの上に立てることができるフェンスの高さは1.2mまでです。
それ以上の高さが必要な場合は、地面から立てることになります。


② 高さを決める

どこから、何を隠したいのか?で、フェンスの高さが変わってきます。
リビングにいるときに、お隣りの窓が隠れるようにしたいか?道路の通行人からの視線を隠したいのか?

一般的に家の建つ土地の高さは、道路より高いので、通行人からの視線を隠す場合、そこまで背の高い目隠しフェンスは必要ありません。
お隣りからの視線を隠す場合は、ある程度、背の高いフェンスが必要です。

③ 板間隔

フェンスの種類で、すきまがあるもの、ないもの。また調整できるものがあります。
すきまのないものは、視線を隠しますが、光や風まで遮ってしまいます。
また高さも長さもあるものは圧迫感が出てきます。

適度なすきまを持たせたほうがいいのですが、視線が隠れなかったら、意味がありません。

防犯面、採光、風通しも考えて、板間隔を選びましょう。

④ 下部空き寸法

視線を隠したい高さは、頭の高さがほとんど。フェンスの上から下まで隠す必要はありません。

必要な部分だけフェンスで隠し、地面から1030cmは空けておくこともできます。
下部を空けることで、金額は抑えて風通しを確保できます。

ただし、あまり空け過ぎると安っぽくなるので、注意が必要です。

⑤ 素材を決めます

目隠しフェンスで多い素材は、アルミ製のものと樹脂製のものです。
種類は多くないですが、ポリカーボネート板や、ガラス(マット調)のものもあります。
天然木の板塀もあります。

素材ごとに、メリット、デメリットがあるので、よく検討されてください。

⑥ 色を決めます

アルミ製のものは、黒、白、グレー、ブラウン が多いです。

樹脂製のものは、本物の木に似せた木目調のものが多く、明るいブラウンから濃いブウランまで揃っています。
アクセントとなるような、赤や青といった色もあります。

どの素材にしろ、建物の雰囲気に合わせた色を選んだほうがいいです。


 


外構は、建物を引き立てるべき存在です。
フェンスも外構の一部なので、建物を引き立てる、建物と合うものをお選びください。


何がいいかわからないと迷われる方は、私たち、e-garden(いーがーでん)にご相談ください。