2015/7/27 雑草アタックの手直し工事 佐賀市K様邸にて

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

あまり、大きな声では言えないのですが、
私たちの工事でも失敗することがありまして、そのときは手直しをさせていただきます。

去年工事をさせていただいたお客様から、
「アプローチに施工した雑草アタックが薄くはがれてきている」
と連絡をいただきました。

確認に行くと、こんなふうに、
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お客様の言葉とおり、表面が薄く剥がれていました。
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こんなふうにパラッパラでした。

メーカーさんに確認したところ、
施工時に水の量が多いと、アクのようなものが表面に浮き出てきて、
それを練り込むように抑えてしまうと、このようになることがある とのことでした。

そんなこと今さら言われても・・・・。

という怒りがメーカーさんに対して込みあげてくるのですが、
このまま放っておくわけにはいきませんので、
手直し工事をさせていただきました。

まずは、前回施工した雑草アタックをはつります。
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思っていた以上に
きれいにはつることができました。

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下地を転圧しなおします。
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下地ができたら、こちらのミキサーを使って材料を混ぜます。
雑草アタックは、施工前は粉状でして、水とまぜることでかたまります。

水と均一に混ぜるために、ミキサーを使います。
均一にまぜないと、色ムラができやすくなるからですね。

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メーカーさん立ち合いのもと、雑草アタックの粉と水を混ぜていきます。
カタログにだいたいの水の量は書いてあるのですが、
気温などにもよりますし、練ったあとの固さを確認しています。
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ペースト状になった雑草アタックです。
生コンに比べると、水分少なくて、かなり固そう。
コテで均して抑えるのは大変そうです。
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かなり固そうですが、そこはさすが職人さん。
きれいに抑えてくれてます。
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3日間、人も車も乗れない養生期間を経て、
全部終わってきれいに仕上がりました。

今はまだ、以前施工したところと今回施工したところで、色の違いがはっきり出ているのですが、
時間が経つにつれなじんできます。

今回はメーカーさん立ち合いのもと、きちんと施工していますので、
薄く剥がれてくる心配はないはず。


新しく出る商品というのは、施工方法をきちんと知っておかないとこういう失敗をしてしまいます。
いい商品であったとしても、施工方法を間違えてしまうと、見栄えが悪かったり、想定していた効果が得られなかったりします。
難しいですね。


雑草アタックはこちら以外でも施工しています。施工例はこちら↓