2012/3/20 塗物の色での失敗   

久留米のお庭屋さん、e-garden(いーがーでん)の中村穂高です。

先週末、塗物の色のお話をしましたが、
色についての過去の失敗談をひとつ。

①色って、同じように見えてもビミョーな色の違いでも、
面積が大きくなると全然違って見えたりします。

②色って、同じ色でも、素材賀変わると、表面の質感、
反射率、陰影などで違って見えたりします。

③色って、まったく同じ商品、色でも、塗る時期があいてしまうと、
ビミョーに色が異なって見えたりします。


全部私が過去にやらかしてしまったことです。


①は、特に痛い、苦い想いをしました。
高校時代の部活の先輩が家を購入され、
そこの外構工事をさせていただくことになりました。
なったはいいものの、先輩が買われた家は、某ハウスメーカーさんの分譲地。
外構は『統一外構』ということで、ある外構屋さん一括でされているところでした。

統一外構のところに割り込んでいくわけですから、
もちろん、ある程度は合せないといけません。

色に関しても同じで、塗物の色見本を持って、
すでに完成しているところと照らし合せて、

「この色が一番、近いですね。この色で大丈夫ですね。」
と確認と了承を取ったのですが・・・・、





いざ、施工してみると。




こんなにも違う?
えええええええええ、まじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ





ビミョーに、ちょーーーーーっと、我々が施工した色が薄かったのです。
少しの違いですが、道路に面したブロックには全て塗っていましたので、
結構な面積です。
明らかに、誰が見ても、違うだろー、という色になってしまいました。

お客様(高校の先輩)には、ひたすら謝り、いい先輩でしたので、
大きなクレームにはならなかったのですが、
私としては、なんとも心苦しい結果(外構)になってしまったのです。



素材が違ったことと、塗り方が違ったことが、このときの失敗の原因です。
そこの統一外構されている外構屋さんに、何という商品を使って、
どのような塗り方をしたのか確認すればよかったのですが、
その努力、一手間を惜しんだために、このような結果になってしまいました。



色って難しい。

このあとも、② ③ と色に関しての失敗を繰り返していくわけですが、
今でも、色決めに関しては慎重になりますね。
図面でも
だいたいこんな感じです。」と説明をしています。(マイボス直伝)


繰り返し言いますが、

色って難しい。