種(しゅ)が多くて分布が広いだけに形態は様々で、茎の形態から大きく「ロゼット」「直立」「ほふく」の3タイプに分けられています。ロゼットタイプは茎が短く、葉には長い軸が付いており、葉は茎を中心として四方に伸びます。
直立タイプは茎が太くまっすぐ上に伸びます。茎は伸びると斜めになったりほふくすることもあります。
ほふくタイプは4茎は細くて立ち上がらず、地面を這うように伸びていきます。葉は卵形やハート型で肉厚、大きさは種により様々です。きれいな模様や斑点のはいるものが多く、葉の表面に大きくシワがよって縮み、まるでエンボス加工されたようものものや、先端の尖った棒状になるものもあります。
花は小さなものが穂状にたくさんつきますが、花びらがないのでひとつひとつは目立ちません。
果実は球状で表面に粘着性があり、1つの果実には1つのタネが入っています。表面の粘着で他のものにくっついてタネが運ばれます。