常に意識していること。「建物に合わせる」
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

空の青さが濃く、まぶしくなってきました。
夏ですね。
私の一番好きな季節です。
暑いし、汗かくし、で嫌いな人も多いでしょうけれど、
エネルギッシュなこの季節が私は大好きです。
コンクリートといった左官仕事も早く乾くようになるので、
外構工事も進みやすくなりますしね。
八女市の住宅屋さん、クラフトワンさんからモデルの外構工事の依頼をいただきました。
シンプルな建物にあわせて、シンプルな外構工事をご希望でしたので、
ご提案させていただきました。

建物は屋根が片流れ、1階部分の東面は、玄関扉だけで窓は一切ないという建物。
この窓がいっさいない大壁を背景に植栽を際立たせたい、ということでした。
そこで、門柱は建物のデザインをヒントにした形にしました。

2枚の壁を重ねたようなデザイン。
背の高いほうは、片流れになるよう斜めにカット。
背の低いほうは、天端はフラットにし、立体感が出るように少し前に出しました。
業界では、建築とエクステリアの融合が盛んに言われています。
この門柱は、「融合」というには、おこがましいかもしれませんが、建築に寄り添うことは常に意識しています。
来週前半まではかかる予定です。
はやく完成しないかな。
植木を入れて、ライトアップした絵を早く見たいです。