2010/9/20 ガーデニングワールドカップいってきました

こんばんわ。設計の中村穂高です。

17日の日曜日、いってきました、ガーデニングワールドカップ。in ハウステンボス

世界のガーデナー達の夢の競演。
そりゃあ、すごかったです。
こんなんできるの?といった部材の大胆な使い方。
その気になればこんな新たな使い方もできるんだ。といったコンセプチュアルな作品になってました。
作品を説明するスタッフの方がいらっしゃって、その方の話しを聞けばさらに「なるほどなあ」と。
ここにはこんな意味があったのか と感心させられました。


たとえばコレ



真っ黒な長方形の池の先に、時計をかたどった鳩がある 作品。
ハトの各部位をかたどった円盤がグルグルまわっている。
真っ黒な池は過去を表わし、その両脇にプラスイメージの単語が並ぶ。
過去(マイナス)の上に、現在のものが重なり、未来(プラス(ここでは鳩))へとつながっていく。

時間の流れとともに、未来への不安と希望を重ねた作品になっています。


次にコレ。



石材と木とのコンビネーションが美しい作品。

これは解説を聞いてないので、正確なコンセプトはわかりません。
ただ、観て美しいと思った作品です。


次にコレ。



屋外のリビングのような空間に隣接した池と和の空間。

夏の日に、泉のほとりで涼を楽しむには、こんな空間楽しいだろうな。




一番わかりやすかったものがコレかな。



スタッフの解説を聞いたのもあるけど、作品の中央にある「池」と「穴」が悪しき過去で、
それに集中する自然石を渡り、ある瞬間振り返ると、過去が見えてくるといったもの。

よくわからんけど、この中では一番わかりやすかったと思う。(あくまで私の一個人の感想です。)



うーーーーんーーーー、

どれもすごくて、哲学があって、部材も植栽も惜しみなく、ふんだんに使ってあって。

正直な感想として、「こんだけ、お金をかけられるんだったら、いいもん作れるよ。」

もちろん、私自身にはこんなものは作れませんが、私たちが普段作らせていただいているものとはかけ離れ過ぎているのではないか???

ガーデニングと外構の違い を感じました。



奥が深い・・・。