知ることは感じることの半分も重要ではない  by レイチェル カーソン

座右の銘が、「継続は力なり」  改め 「三日坊主」 のe-garden(いーがーでん)の中村穂高です。 

座右の銘 というわけではないのですが、今日は、私の好きな言葉をひとつ、紹介したいと思います。 

環境系の本に必ずといっていいほど出てくる 
アメリカの生物学者レイチェル・カーソン。 

彼女の著書『沈黙の春』は農薬や殺虫剤の環境汚染の実態に警鐘を鳴らした、環境系の指南書です。
この「沈黙の春」の中に、
知ることは感じることの半分も重要ではない
という言葉があります。 


知識よりも感情が大事!ということを言っているのだと思います。  

本文から 
わたしは、 
こどもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、
 「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。  

子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、 
さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。 
幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。  

美しいものを美しいと感じる感覚、 
新しいものや未知なものにふれたときの感激 、
思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、 
次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。 
そのようにして見つけだした知識は、しっかり身につきます。 

消化する能力がまだそなわっていない子どもに、事実をうのみにさせるよりも、 
むしろ子どもが知りたがるような道を切りひらいてやることのほうが 
どんなにたいせつであるかわかりません。 



知識なんて、記憶から薄れていくもの。 
でも、感情ゆさぶられて残った記憶というものは、体や脳裏にしみつき、 その人の人格や人柄に影響を与えるものだと思っています。 


私には、こどもが2人いますが、 こどもたちには、「勉強しろ、勉強しろ」と口やかましく言うのではなく、 自由にさせてあげたいと思っています。 
興味を持ったことは自由にさせてあげ、可能性を摘み取ってしまいかねないことは 避けていきたいですね。  

ま、家庭それぞれですので・・・・・・、 


座右の銘というか、好きな言葉の紹介でした。 


ちなみに e-garden(いーがーでん)のモットーは ♪
いつまでもステキなガーデンライフ♪ 
です。