2013/12/12 デザインも大事ですが、水勾配はもっと大事 久留米市Y様邸を事例に

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

ガーデンリフォーム工事をさせていただいている久留米市のY様邸。
残りの工事が
「植木」と門袖壁の「光触媒」というところまできました。
(光触媒がなんなのか?気になる方は壁の汚れ対策のページをご覧ください。)

あと1歩、あと1歩、というとこまで来ているのですが、植木職人N氏が年内手いっぱいのため、
なかなか完成まで持っていけないです。


外構を考えるうえで、外構の工事を進めるうえで、もっとも大事なことのひとつに

「水勾配」

があります。

水勾配とは、敷地内に降った雨がたまらないように、水たまりができないように、
勾配を作ること、ななめにすること です。


もちろん久留米市のY様邸でも、この水勾配を考えて施工しています。

アプローチ
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こんなふうに、敷地内に降った雨が道路(側溝)に流れるように水勾配をとっています。

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カーポート下の車庫の土間コンクリートも

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タイルテラスとの境目を見ていただけるとわかると思います。

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裏手の坪庭のところも

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平板をななめに敷いています。この勾配はビミョーですが
わかってもらえますか?

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ちなみに、水勾配は土間コンクリートで3%が目安です。
3%とは
1メートルいって、3cmあがる程度です。5メートルいって、15cmあがります。

水勾配をとって、地表面を流れてきた水は、建物のまわりの雨水枡に入り排水されます。

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こんな感じに

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久留米市Y様邸で大事な大事な自転車置き場として設置された、ストックヤードでも

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足元の土間コンクリートはこうなっています。

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家と反対側に流れるように水勾配をとり、境界ブロック沿いに流れて

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雨水枡へと流れていきます。
上の写真は水が流れるようにコンクリート縁石に溝をいれました。


このように外構工事では、一見水平に見えても、実は勾配がついているところがたくさんあります。

繰り返し言いますが、この水勾配がないと、敷地内に水たまりができこまったことになります。
水がたまるのは、使い勝手が悪くなりますし、
風水的にもよくないはずです。詳しく知りませんが・・・・・、

デザインも大事、かっこいいことも大事なのですが、
水がたまらないように水勾配をつくることは、
もっと大事です。



次のブログ当番のときには、Y様邸終わっているといいな。

久留米市のY様、今日は、Y様邸のガーデンリフォーム工事を事例とさせていただきました。
ありがとうございました。
もうすぐ完成ですので、もうしばらくお待ちください。




---追記---

Y様邸の完成写真はこちら。



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