2015/9/8 左官さんVSアルミ組立屋さん ウッドデッキ工事を事例に

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

みやき町のN様邸がなかなか完成しません。
天気の具合もあり、商品が届かないのもあり、思っていた以上に進んでおりません。
N様申し訳ございません。

今週中には、完了させますので、何卒よろしくお願い致します。


以前、外構工事には、多くの職人さんの手によって造られている と話したことがあります。



みやき町のN様邸でも、
左官さん、アルミの組立屋さん、電気屋さん、植木屋さん、といった4種の職人さんの手によって進められていきます。

N様邸では、リビング前にウッドデッキがありまして、
ウッドデッキも、左官さんと、組立屋さんにより作られます。
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ほとんどが組立屋さんなのですが、
デッキの足元部分にコンクリートを打設する場合は、コンクリートは左官さんのお仕事になります。



ここで起こる問題が、
左官さんの都合と、組立屋さんの都合によるもの。

左官さんは、土間コンクリートに勾配をつけたがる。
(コンクリートに水がたまらないように)

組立屋さんは、土間コンクリートをフラットに、水平にしてもらいたがる。
(ウッドデッキの柱を垂直に立てないといけないため)


この勝負は、実際に施工する左官さんに軍配はあがってしまうんですけどね。

ですので、こうなってしまいます。↓↓↓↓↓
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アルミの柱が、少し浮いているのがわかりますか?

別アングルから・・・

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柱の奥に合わせると、手前部分があがってきてしまいます。
しょうがいないです。

ただし、この隙間ができてしまっても、支障がないように、アングルを取り付けているので、心配ご無用です。
気にはなるでしょうけれど。大丈夫です。


左官さんとアルミの組立屋さん、それぞれの言い分がありますが、
それらを調整して、現場を作りあげていくのが、私たちプランナーの仕事です。


いろんな職人さんが、ひとつの物件に関わっているからですね。
がんばります。