笠木の役割  思っていたより効果あるのな・・・。

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

毎日暑い日が続きますが、みなさんお変わりございませんでしょうか。

日中暑いと、気がかりなのが『夕立』。



左官仕事では、モルタル、セメントが雨に打たれて流れることがあるので、
その日の作業が無駄になってしまわないか、気になります。


つい先日も夕立にあってしまいました。
ちょうど完了した現場におり、気になることがあったので、雨が止むまでしばらく待っていました。


その「気になること」というのは、

『笠木の効果』


「笠木」とは、壁面の頂部にある部材のことです。



意匠的に、「引き締まる」

だけでなく、

機能的に、「壁面を濡らさないようにする」「壁体頂部からの雨の侵入を防ぐ」
という役割があります。



門袖壁だと、この部分↓




笠木の役割1
化粧ブロックだと、この部分です。↓

笠木の役割2
夕立は、時間こそ短かったものの、激しさはそれなりにありました。

それでも、壁面部はそんなに濡れていなかったです。


笠木の役割3
土間から跳ね返った雨がブロックの壁面の下のほうを濡らしてはいますが、
壁面全体としては、そんなに濡れていない。


思っていたより、笠木の効果ってあるんだな、って思った。


ちょうど、壁の汚れの件で、相談を受けているお客様がいらっしゃるので、
どうもその辺、敏感になっています。



今まで門袖壁など、壁の笠木は積極的に勧めてこなかったのですが、

壁の汚れを気にされるお客様にはご提案にいれたほうがいいですね。


今、外構工事を検討されている方、

門袖壁の雨だれ汚れ防止に笠木を取り付けることは有効ですよ。

ご検討ください。