2010/11/06 『庭づくりはテーマづくりから。』



お庭をつくろうと思った時、まず何を思い浮かべますか?

どんな花や樹を植えようか・・・きれいな花壇もつくりたいし・・・


某ガーデン誌にステキなコラムを見つけました

これからお庭をつくろうとお考え中の方、お庭に興味のある方などなど・・・

よかったら参考にしてくださいネ



『庭づくりはテーマづくりから。』

テーマを決めることは、自分がイメージする庭にするための第一歩。
そこから庭づくりは始まります


~テーマを持って庭をつくる~

庭はただそこにあるものではなく、そこに暮らす人とともに暮らし、
時間を共有するものです。
そこでガーデンライフをより楽しくするために、
「テーマを持って庭をつくる」ことが大事になってきます。

たとえば「香り」をテーマにしたら・・・
梅の香りで春の始まりを感じ、沈丁花の香りで春を迎え、
テイカカヅラの香りで春から夏になり、
木々の緑の香りで夏を感じ、金木犀の香りで秋を迎える。

庭をその時々の木々の香りで包まれるようにしたら、
毎日朝起きて窓を開けるのが楽しくなると思いませんか?
香りに誘われるように庭へ出て、木々や花々に水をやり、
一日をスタートさせるのです。

「収穫」をテーマにして、ベリーをキーワードに樹種をセレクトしてみます。
シンボルツリーにジューンベリーを配し、ブルーベリーを数本、
フェンスにはブラックベリーやラズベリーを這わせて花と実を楽しみます。

庭からいくつものベリーが収穫でき、ジャムに加工したり、お菓子にしたり、
いろいろな楽しみ方があります。




~イメージをカタチにするために~

「自分の好きなもの」をいろいろ集めて楽しむのももちろん大切ですが、
気がつくといろんなものが入り込んでしまい、
庭のまとまりや統一感がなくなってしまうことがよくあります。
だからこそひとつ「テーマ」を決めておくことが大切なのです。

決めたテーマに合わせた「自分の好きなもの」を選んでいくことで
自分がイメージする庭のベースができてきます。
次にそのベースに合わせて、香りのある植物を植えてみようとか、
収穫できる植物を植えてみようなどと、
プラスアルファのアイテムをセレクトすると、自然とまとまり感も出てきます。

庭に日々さまざまな変化や楽しみがあることによって、
常に植物を気にかけるきっかけができるのです。
植物は「ただそこにある存在」ではなくなり、
庭にいるひと時が生活の一部になってくることを実感できます。

ブルーベリーの白い小花が咲き始めたら、
それが青く熟して収穫できるまでの一日一日が待ち遠しい・・・。
「今年はパイを焼こうかしら、それともタルト?」
などと考えながら楽しく過ごすことができたら素敵だと思いませんか?


いかがでしたか?
参考になれば幸いです

みなさんもステキなお庭づくりを楽しんでくださいね