2012/1/28 『雑木林と8つの家』 プロジェクト 第1号ができました e-gardenのプロジェクトではないけれど・・・

こんばんは、福岡県久留米市のお庭屋さん、e-garden(いーがーでん)の中村穂高です。

今日は県外のお話。

私、今流行りのフェイスブックをしておりまして、そこで連絡を取るようになった、大学時代の先輩がおります。
その先輩が鹿児島県で手掛けたプロジェクト。
『雑木林と8つの家』


その第一号がこのたび、完成しました。

その写真を紹介します。

1.28zouki00

1区画当たりの面積は小さく抑えられており、敷地内に建物がいっぱいいっぱいになるように計画されています。

なのに、   なのに、   

この1区画の中に植木が130本植えられているらしい。

130本

信じられない数です。

今外構工事をさせていただくお客様の庭などに、植木を植える場合、
シンボルツリーを含めて3~8本といったところじゃないですかねえ。
130本ともなれば、まさに桁違い。
しかも、2桁。

まあ、低木なども多く入っているんでしょうけど。

これだけ植わっていると、剪定などの管理が大変と思えるでしょうけど、
適切な配置と剪定によって、成長を抑えることができるそうです。

うーん、その秘決を知りたい。

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駐車場の舗装は、土間コンクリートではなく、≪マサドダスト舗装≫ というものらしいです。
恥ずかしいことに、知らない商品です。
マサドミックス、雑草アタック、と同様の商品でしょうけど、車が乗っていいわけだから、相当強度があるんだろうな。

土間コンクリートではなく、このマサドダスト舗装にした理由は、
①夏季の路面の温度上昇を抑えるのと、
②雑木の風景と地面が調和するように      とのこと。


よく見ると、土留も化粧ブロックや塗壁塗装ではなく、石積み調のものになっています。

全体として、森の中にいるような雰囲気を作り出そうとしているのでしょう。
さすがです。


今は枝葉が十分でなく寂しい印象ですが、
春、新緑の時期を迎えると青々としていい雰囲気になることでしょう。

そのころには、現地に行って生で見てみたいものです。

そして、配植の技術を盗んでこねば。