2014/10/21 エアコンなしでエアコンより快適にするには  パッシブデザインのセミナー

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

レポートが遅くなりましたが、先週、化粧ブロックメーカーのユニソンさん主催で、

自然を取り入れて、スマートに暮らそう!
パッシブデザインという暮らし心地

というセミナーを受けてきました。

10.211

かなーりおもしろく、とーっても刺激なセミナーでした。

まず、『パッシブデザイン』とはなんなのか?というところですが、

ネットで調べると

特別な機械装置を使わずに,
建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し,
快適な室内環境をつくりだす手法

とあります。

ひらたく言うと、冷暖房などのような機械を使わずに、室内を快適な環境にしよう 
というものです。

配られた小冊子の見開き1ページ目に

日本一暑い街で実現したエアコンなしでエアコンより快適な理由

と自信たっぷりな文言が書かれていました。
ま、要するに・・・・・・、そういうことです。

そこで重要な要素が、建物の外部の空間。
で、私たちの仕事につながってくるのです。


その手法については、小出しにしていこうと思っていますので、
今日はベースになる話だけ。


パッシブデザインの基本は、
『建物と庭とをつなげる』こと。

冊子の言葉をそのまま借りると

パッシブデザインの基本は、建物と庭をつなげて、熱の流れをつくりだすことです。
そのために、二つの関係を常に意識し、「庭」のデザインから建築設計までを一貫することが重要になります。


まさに、私たちの業界、エクステリア業界の可能性を広げてくれる内容です。

ほんとにためになるセミナーでした。
もっとこのパッシブデザインを学んで、エクステリア、お庭の提案に活かしていきたいと
テンションがあがりました。




ここでひとつ、大事なことに気づいたのですが、
今まで私は、お客様から外構、エクステリアのご依頼をいただくときに、
「建物の間取りと配置が決まってからご相談ください。」とお伝えしていたのですが、

パッシブデザインとは、建物と庭を一貫することが重要 とあります。
パッシブデザインを取り入れるためには、建物と庭の計画を同時進行させる必要があるということです。

エアコンに頼らない生活をしたいとお考えの方、
エアコンが苦手という方、
今、建物を新築しようとされているのであれば、
家の間取りや設計を確定される前に、一度、e-garden(いーがーでん)までご相談ください。
私もまだ勉強中ですが、パッシブデザインの基本については伝えることはできると思います。

パッシブデザインを上手に取り入れた建物なら、
エアコンなしで、エアコンより快適な室内環境が作れるかもしれません。