2014/1/23 私の原風景?

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

少し前の話になりますが、年末年始に実家のある鹿児島に帰省しました。

うちの親戚はわりと仲がよく、小さいころからよく集まり遊んでいました。
それは今でも続いており、冠婚葬祭のほかに、ほたる狩りやもちつきは、
恒例行事です。

今年もこどもたち(祖母からするとひ孫たち)を連れて、もちつきが行われました。

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ひまごの数は、総勢11人。

現場は保育園状態です。

私を含めた男勢はつきて専門。
こねて、形を整えて、お餅に仕上げいくのは祖母とこどもたちの仕事です。

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ふだんすることのないもちをこねる作業を、こどもたちは目を輝かせてやっていました。

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そして、つまみ食い。
できたてのお餅を作ってその場で食べる。
おいしいこと、このうえないです。



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所変わって、別の日。
父が孫たちにたこを作っているところです。

写真の下のほうに、市販のたこも写っていますが、みんなにさせてあげようと
たこ糸を買ってきて、竹と紙とで作っていました。
写真はないのですが、
なかなかのものができました。
風にあおられて、電線に引っかかったり、畑や森の中に入っていったり、
慣れるまでにドタバタとやっていましたが、
大人もこどももはしゃぎまくり、なかなか楽しい時間でした。

そして、夕方には、父が畑で焼き芋を作りました。

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火をおこすところから始まり、
焼けたかどうかを見てみたり、
誰から食べるというケンカがあったり、
大きい子が小さい子に分けてあげたり、
熱いだの、焼けてないだの、文句が飛び交ったり、

まあ、うるさくも楽しい焼き芋パーティーとなりました。

できたものが食卓に並ぶのと違って、作るところからする作業を
こどもたちは楽しんでいるようでした。

狙ってるわけではないのですが、これぞまさに、『食育』。




思い返せば、私は小さいころから、
父や祖母の作る畑のそばで遊び、ときには手伝い
両親に連れられて登山にいき、
何かと土や緑に触れる機会が多かった気がします。

こういうのを原風景 って言うんですかね。
体にしみついてて郷愁を覚えるといいますか。

こういう経験を小さいころからずっとしていたことが、今の私自身を形づくっています。
そして、今携わっているエクステリアや庭づくりの仕事も、
この「原風景」から遠くはないはずです。
天職とまではいいませんが、
きっとこういうのが自分は好きなんだろうな。

そんなことを考えながら、仕事に励む、今日このごろです。