2015/6/10 まだまだ学ぶことが多いです。

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

先日とあるセミナーに参加してきました。

何人かの著名な方の講演があり、その中のひとつに私の興味をそそるものがありました。
そのテーマが


『どうなる?2020年の住宅・エクステリア市場』


私も40歳を前にして、社内的にもそれなりの立ち位置になりましたし、
自分の家族、自分の会社、に大きく影響をおよぼす、業界・市場の動向には興味があります。

正直、追い風ばかりではないエクステリア業界。

消費税の増税、少子化、職人不足、地域格差、価格競争、などなど

抱える問題、今後大きくなるであろう問題を取り上げていました。



ただ、マイナスの面ばかりではなく、
その中で生き残っていくためのヒントをたくさん教えていただいたセミナーでした。

いい話はたくさんあったのですが、その中でひとつ、

6.10semina

いい場所が
いい時間をつくる。
いい場所は
いい設計がつくる。


ドキッとしますね。

まがりなりにも、エクステリアプランナーの資格を持ち、
デザイン・設計で、お客様のお悩みやご要望を叶える という立場にいますので、
この言葉は、正直、心に重くのしかかってきます。

下手な提案はできません。


そして、この言葉を聞いたときに思い出したのが、
去年、ある施工コンクールの表彰式に参加したときに、
同業者の方から聞いた言葉。


(アンチ「施工コンクール」の文言なので、詳しく書きませんが、)

完成直後の写真で、賞を決めることに何の意味があるのか、
完成して5年、10年経ったあとに、お客様が満足していることのほうが価値があるのではないか。

という主旨のことを言われていました。

ちょっとニュアンスがズレてるとは思うのですが、
「見た目」「見栄え」だけでなく、時間が経ち、そこがどのように使われているか、
そこにデザイン・設計の本当の意味や価値がある と考えさせられます。



40歳を前にしていますが、
まだまだ学ぶことは多いです。

がんばるべー!うりゃ!!