すごいぜ!FRP板DRタイプ

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

今日、図面作成したプランの中に、
カーポートの屋根材を通常のポリカーボネート板から、
熱線遮断FRP板DRタイプに変更される  お客様がいらっしゃいました。


私、恥ずかしながら、この熱線遮断FRP板DRタイプのことをよく知らず、少し調べてみました。


熱線遮断ということなら、カーポートの下が暑くなりにくいはず。


熱線遮断FRP板 熱線カット率
熱線カット率:熱さの元となる熱線を遮る目安です。値が大きいほど温度上昇を軽減します。


と書いてあります。


その熱線カット率が、70%

一般のポリカーボネート板が、20~37%なのに対し、70% とは、すごいです!


ちなみに、一般のポリカーボネート板より、グレードの高い熱線吸収ポリカーボネート板 というのもあるのですが、
こちらが、52%

やはり、FRP板DRタイプの70%には遠く及びません。


サンプルを見てみましょう。



熱線遮断FRP板サンプル
上ので囲ったものが、熱線吸収アクアポリカーボネート板

下ので囲ったものが、熱線遮断FRP板DRタイプ


ポリカ越しに見える手のひらの見え方はどうですか?


熱線吸収アクアポリカーボネートもあまり透過しておらず、健闘はしているのですが、
それでも、最強クラスの熱線遮断FRP板DRタイプには敵いません。

そりゃ熱線も通さないわ・・・・・・。




熱線のカット率に関しては向かうところ敵なし。

では、金額的にはいったいどのくらい変わるのでしょうか。




FRP板金額比較
価格を見てみました。

赤で囲った右側。
※熱線吸収ポリカーボネート屋根材使用価格に加算
と書いてある。

つまり、¥240,500+¥114,100 = ¥354,600



通常のポリカーボネート板を使うと、¥233,500


高っ!



実に1.51倍

屋根材が違うというだけで、大きさ、高さ、などの規格は同じ。それで金額は、1.51倍



この金額のひらきは、なかなか提案しきらないなあ。(本音)

それでも、需要があるから、商品化されてるんですよね。
「その金額を払ってでも、熱くならないカーポートが欲しい!」 という需要があるわけです。


今年の夏も暑かったし、せっかくカーポートの屋根の下に車を置くんだから、車中を熱くしたくない!!!

って思うんでしょう。


何を優先するかは、お客様によって変わります。
ニッチな要望でしょうけれど、それに応えるのがメーカーさんの仕事。

やりますな。LIXILさん


あなただったら、熱線遮断FRP板DRタイプ、熱線は70%カット
どうしますか?