ロジカルデザイン講座

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

最近ゲットしたテキスト、
「エクステリア・ガーデンデザイン基本理論

お金をもらえる!ロジカルデザイン講座


ロジカルデザイン講座
うちの会社の若い人の勉強にちょうどいいかな と思って買ったのですが、
これがなかなかいい。

業界10年経った私が見ても勉強になります。

「10年思考錯誤してできるようになったこと」の作り方が書いてあったり、
感覚的にレイアウトしていて、言葉にできなかったことが書いてあったり、



そもそも、この「ロジカルデザイン」の「ロジカル」に、

「理にかなった」「筋の通った」「論理的な」


という意味があるらしいです。(ネットで調べると)



そして、テキストの冒頭に書かれている言葉が

「デザインの全てには必ず理由があります。」


エクステリア、ガーデンデザインには、理由がある、
「なんとなく」、「思いつき」、「たまたま」でデザインしてはいけない、
お客様に申し訳なく思いませんか?と書かれてある。



ああああああああああああああああああああ~


アプローチの考え方
上のアプローチの考え方なんかは、セミナーや勉強会に行くとよく講師の先生がおっしゃられていることなので、
すぐにわかりましたが、
説明がより理論的な気がしました。



特におもしろかったのが、

「気勢」のところ


ロジカルデザイン 気勢と受け
気勢と受けの関係


これは、アプローチにも通じるのですが、

「気勢と受け」の関係は、「アプローチと門袖壁」、「アプローチとアイストップ」 の関係のこと。

「動線をコントロール」する と書かれています。

アプローチは
直線、曲線、S字型、クランク、と形がいろいろありますが、それぞれに、気勢の向きがあり、理由があるのです。
けっして、「洋風に見えるから」という意味ではない のです。






この業界に入ったばかりの頃に、この本に出会いたかったですね。


2015年のテキストなので、私が入ってきたときにはまだできていませんが。




この業界の若い人は、このテキストを読んで勉強してもらいたいものです。

テキストのタイトルにもあるように、
「デザインはロジカル、論理的」なのです。

決して、感性やセンスがある人だけができるものではない。

デザインの論理を学んで、身につければ、誰にでもできるものです。



そう思います。