処女作・・・門扉

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

私たちの仕事は『ものづくりです

12年前に、前職の土木のコンサルを辞め、このエクステリア業界に入ってきました。


何もわからず、怒られてばかり、
プランニングも時間がかかる。
やっと描き上げても、「これじゃ収まらない」と描き直しを言われる。
取り扱ってる商品にはどんなのがあり、どのカタログを見たらいいのかわからない。
営業として売上を上げるためのプレッシャーもある。
担当していたハウスメーカーの方には、「勉強してこい」と怒られる。

がんばって、ふんばって、怒られて、怒鳴られて、寝る間もないくらい仕事して、夢の中でも仕事して、




そうやって、5ヶ月後にやっと1件、ご契約いただきました。




それは、八女市のお客様の新築外構。

境界ブロックフェンス、カーポート、土間コン、表札、ポスト といたってシンプルな内容でしたが、

私の”初”の物件、"初"のエクステリア工事、"初"作品。

私の『処女作』です。


八女市の大通りから1本入ったところなのですが、
大通りからチラッと見えるので、そこを通るときはいつも「当時」のことを思い出します。


「初心忘るべからず」
と言いますが、ついていくのに必死で「初心」なんて考えるヒマなんてなかった。
ただただついていく。
ただただ目の前の仕事をこなす。


「処女作」を見て
思い出す「当時」は、ただひたすら歯を食いしばってた日々。

その日々が今の自分を作っている。
あのときの苦労があったからここまで来れた。

そして今もがんばれる。


そんなことを思わせてくれる「処女作」です。





そして、これが私の門扉の処女作。



デビュー作門扉
LIXIL(リクシル)のハイグリッド門扉NF8型

つい先日、初めて自分で門扉を組み立ててみました。



これもまた、私の処女作。