目地の切り方を工夫する

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

今週は、お客様との打ち合わせやプランニングではなく、図面作成で忙しかったな。
お客様との打ち合わせやプランニングに時間を使いたところですが、
図面作成も仕事の一部、やらないわけにはいきません。

プランニングは週末に1件取り掛かることができました。
(あ!水曜にもしたか。)


境界ブロックとフェンス、あと駐車場のコンクリート打ちと表札・ポスト という、シンプルな外構のプランです。


シンプルといえど、ありきたりなプランではなく、
「どこかキラリと光るものを作りたい」

というのが、プランナーである中村穂高のこだわりです。


駐車場の目地のデザインも、直線でバンバンバンと切っていけば楽なのですが、
おもしろいデザイン、かっこいいデザインとなるよう、知恵を絞ります。


「駐車場の目地のデザイン」 と言っても、専門用語ですので、みなさんわかられないと思います。

駐車場はコンクリートにすることが多いのですが、
このコンクリート、実は、「気温で膨張収縮」をするのです。

夏の暑いときには膨張し、冬の寒いときには収縮します。

この膨張する力を逃がすために、「目地」を入れます。

「目地」の代表的なものは、タマリュウと呼ばれる植物だったり、砂利を敷き詰めたものだったり。


みなさん一度は、目にしたことあるはずです。






「目地の切り方」のプランをいくつか紹介します。





目地の切り方 砂利とタマリュウ
目地の切り方
目地の切り方
目地の切り方
見てわかる通り、最近の傾向としては、横長の長方形で作ったものが多いですね。


あと、こだわっているのは、駐車場とアプローチをバスッと分断しないようにすること。

駐車場の目地切りのデザインが、そのままアプローチの目地切りのデザインになるようにすること。
車を降りて、駐車場から自然にアプローチへ向かうようにすること。



言うのは簡単ですが、
ササッとはできません。毎回苦心しています。



今日プランしたものは、来週図面に起こします。


きっと、お客様に喜んでもらえるはず。
楽しみです。