2014/7/22 大川 IDFさんのこだわり。私たちのお庭作りと共通するものがあります。

こんにちは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

先日ご紹介しました、大川のカントリー家具&雑貨 I.D.F  さん。

イベントのあいまに、I.D.Fさんのパンフを見させていただきました。

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小さくて見えないですね。

表紙の中ほどにある言葉。

『時を経て味わい増す木のぬくもりを ありのままに伝えたい』


この言葉に、I.D.F さんの想いが詰まっているのだと思うのです。

裏面には「私たちのこだわり」が書いてありましたので、
ご紹介します。

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私たちのこだわり

I.D.Fの家具はアメリカのポンデロッサパインを主に使用し、植物性のオイル塗料を手塗りして、確かな技術を持った職人がひとつひとつ仕上げていきます。
手で触れると生きた木の温かさが感じられ、年月を経るに従って次第に飴色に
変化していく表面。
誤ってつけてしまった傷さえ、時間と共に独特の味となり、 歴史を刻んだ家具としてゆっくりと「完成」していきます。
まるで子どもと一緒にその家族として成長していくかのような家具。
それが私たちが造りだすカントリーワールドです。

(中略)

便利さ、手軽さ、安易さと引き換えに失いつつある本物の味、生きている木の家具と付き合っている楽しさを一人でも多くの人に知って欲しいと思いながら・・・。
かつてアメリカの移民が「たとえ貧しく生活は厳しくとも、心の中に愛だけは失わずにおこう」という思いで刻み付けてきたハートのモチーフを私達も引き継ぎながら、本物のカントリーワールドとして造り続けています。



この言葉には、お庭造りをしている私たちの想いにも通じるところがあります。

お庭は、工事してできたそのときが完成ではなく、時間が経つごとに木々が成長し、本当のお庭になっていく。
日に焼けたり、コケがついたり、落ち葉が積もったり、時間が経つごとに、四季を繰り返すたびに、味わい深いものになっていくのが、庭本来のあり方だと思うのです。

できたときが100%の美しさで、時間が過ぎていくたびに汚れていく
では、寂しいですよね。

時間が経つごとに味わい深いものになり、住む人や訪れる人にどんどん好きになってもらえる
私たちは、そんなお庭造りを目指しています。





家具とお庭。



それぞれ扱うものは違うけれども、

根本にあるものはきっと同じなんだろうな。

そんなことを思ってしまいました。



今日はちょっと真剣な話になってしまいました。

今後とも、e-garden(いーがーでん)と I.D.Fさんを よろしくお願い致します。