外交官が貧乏人の家を訪ねて言った。 

外交官「お宅の息子さんに縁談があるんですが」  

貧乏人「息子は自分の嫁は自分で見つけます。       
私は口出しするつもりはありませんよ」 

外交官「でも、相手は大富豪のロスチャイルド家のお嬢さんですよ!」 

貧乏人「え。そういうことでしたら…」 

次に外交官は、ロスチャイルド家を訪ねて言った。  

外交官「お宅のお嬢さんに縁談があるんですが」 
ロス家「娘は結婚するにはまだ若いですよ」 

外交官「でも、相手の男性は世界銀行の副頭取なんですよ!」 
ロス家「え。そういうことでしたら…」 

そして外交官は、世界銀行の頭取を訪ねた。 

外交官「お宅の副頭取に推薦したい人物がいるんですが」 

頭取 「副頭取候補でしたら、すでに相当な数の人材がいますから」 

外交官「でも、この若者はロスチャイルド家の婿養子ですよ!」 

頭取 「え。そういうことでしたら…」 


二代目 つぶきすと 松尾