スタッフが日々考えていること
エクステリアデザインコンテスト -三協アルミさん- 応募しました
2019年7月26日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること」
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。
先週土曜の夜から朝方にかけて、久留米は大雨でしたね。
道路が冠水するほどの大雨。
そんな大雨のさなか、私は会社で図面を作っておりました。
三協アルミさんの
「ワンダーエクステリアデザインコンテスト2019」
の締切日だったからです。
施工物件の写真コンテストが多い中、
三協アルミさんは、プランニング部門、パース部門があり、
施工にいたらない、プランニング段階のものでのエントリーできる部門があります。
私はプランニング部門に応募しました。
純粋に自分の実力を試すため。
図面だけでなく、お施主様の要望や敷地条件を明記し、プランニングの過程、植栽計画 など、詳細に記載し、
どうしてこのデザインになったかをはっきりとさせました。
以前ブログにも書きましたが、
デザインには理由があるのです。
そこがわかるように、プレゼンテーションそのものにも力を入れました。
結果が出るのは、秋ごろですが、今から楽しみです。
全国で、自分の力がどこまで通用するか、
楽しみです。
ドラセナとコルジリネの違いって。
2019年7月24日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること」
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。
先日、あるお客様から、「玄関ポーチの横にドラセナを植えたい」 とご要望がありました。
ああ、あの葉っぱがヒュンヒュン尖っている南国系の植物ね。と思って、特にその場では深く考えずに、会社に戻ってきました。
会社に戻ってきてから、
「ドラセナって、種類がたくさんあったよな。」と不安になり、ネットで調べてみたら、
驚くべき事実が発覚!!!
ドラセナは日本では地植えができない!
寒さに弱い
植物とのこと。
やっっっっばーーーーーー
詳しく調べると、
ドラセナに似た、コルジリネがあり、こちらは日本でも越冬できるとのことでした。
さらにネットで調べてみると、
ドラセナは、緑の葉っぱのものが多い。
コルジリネは、赤や黄色の葉っぱのものが多い。
とのこと。
それぞれ品種が多いので、葉の色だけでは判断できなさそう。
▲▲▲CADに登録されてる「ドラセナ」
確実に見分ける方法として、
ドラセナには地下茎がなく、
コルジリネには、地下茎がある、 とのこと。
地下茎とは、地面の中で横に伸びる「茎」のことで、新しい株はこの地下茎から出てきます。
掘ってみないとわからないということですな。
そりゃ、混同するよ。
(自分に甘いっ)
まあ、けれど、今回の件でしっかり覚えました。
この業界10年以上になりますが、いまだに勉強しないといけないことは多いです。
こちらのお客様には、「混同していました。」とお詫びし、ドラセナから、コルジリネに変更していただきました。
快く変更していただくことができ、よかったよかった。
私が過去に、
「コルジリネ レッドスター」を植えた物件です。
参考までに。
蚊の対策
2019年7月24日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること」
こんにちは。
久留米市のお庭屋さん「e-garden」のコレナガです☺
梅雨も終わりこれからは蒸し暑い季節との闘い…。
そして夏はもう一つ気になるのが
蚊!
就寝時に耳元でプーーーーーンなんて音が聞こえたら
気になって眠れなくなりませんか?
気を付けていても、玄関や窓を開けたりすると入ってきたりしますよね。
私も昨日、蚊のせいで中々眠れませんでした。
さて、そんな蚊の対策ですが
お家の庭まわりに蚊が住み着きにくいようにしてみてはいかがでしょうか?
まずは、蚊が発生しやすい場所と言えば
・水まわり
・草むら
です。
水まわりは、
「立水栓」
「ビオトープ」
「放置して雨水が溜まっている庭の小物(バケツやタイヤなど)」。
には要注意です!
対策としては
「水を溜まらないように注意しておく」。
ただいうだけは簡単なのですが難しいのが現実ですよね…。
例えば「ビオトープ」はメダカや金魚をいれて蚊の幼虫ボウフラを食べて貰いましょう!
そして庭にある小物類は物置などに収納しましょう!
また雨水桝内もボウフラや蚊が発生するので
網戸のようなメッシュタイプのもので対策するのもいいかもしれません!
立水栓の排水溝も蓋をメッシュタイプにしたり、網を付けたりするのも◎です!
そしてお次に「草むら」。
これは蚊の住処となってしまうのでできる限り草むしりをしましょう!
ただ草むしりって疲れますよね。
そんなときはハーブ系の植物を草の代わりに植えます!
おすすめは
・ペパーミント
・バジル
・タイム
・レモングラス
・レモンバーム
です。
収穫してハーブティーやお料理にも使用できるので一石二鳥♡
ハーブの中には蚊以外の虫にも効果があるものもあります。
特にG(ゴ〇ブリ)とかは年中嫌ですよね。
そのためGの予防として室内のキッチンや浴室などにも
鉢に植えて置くのもいいと思います。
また、グランドカバーにもなるハーブもあるので雑草対策にもなります。
ただハーブを植えるとき注意してほしいのは
「すぐ広範囲に増殖してしまうこと」です。
安易に植えてしまって庭がハーブだらけで逆に香りがキツイ!なんてことになっても大変。
なのでハーブを植える際は、しっかり場所を選び、地植えにするか鉢植えにするか選んでくださいね。
これでも手入れが面倒だなーって思う方は
人工芝やタイルなどでお庭を作ってみるのもありかもしれません。
雑草も生えにくくなり、お庭も今までより使いやすくなり、
手入れもあまりしなくてよくなりますよ♡
黒星病の殺菌
2019年7月9日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること」
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。
先日、植木、ソヨゴの葉っぱについた黒い斑点のことについてお客様から聞かれました。
ネットで調べて、黒星病(黒点病)ということでしたので、植木職人N氏にも確認して、薬剤を購入、散布してきました。
黒星病は、バラにつきやすいとのことでしたが、他の植木にもつくようです。
薬は、
マネージ乳剤
サプロール乳剤
トップジン乳剤
といろいろあるようです。
今回は、
『サプロール乳剤』を購入
これは、800~2000倍に希釈して使うタイプ。
30mlと少ないように思いますが、かなーり薄めて使うので、これでも十分過ぎ。
霧吹きで薄めて、
いざ散布。
まあ、霧吹きでシュッシュッするだけですので、
一般の方でも簡単にできます。
こちらのソヨゴは高さ2.5mくらいでしたので、時間としては、10分もかからなかったと思います。
1本だけならすぐ終わります。
一通りかけて・・・・・、
手が疲れる・・・・・。
霧吹きの容量が500mlだったので、500ml、フルに作ったのですが、
そのうち100mlしか使わなかった。
植木1本なら、100mlあれば十分。
薬と霧吹きさえあれば、ご家庭でも簡単にできますので、
植木に病気が見られたとき(虫でも一緒ですが、)は、チャレンジしてみてください。
植木の本数が多いときは、霧吹きでは間に合いませんので、
プロにお願いするのがよさそうです。
(握力を鍛えたい人は別ですが・・・。)
ロジカルデザイン講座
2019年7月3日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること」
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。
最近ゲットしたテキスト、
「エクステリア・ガーデンデザイン基本理論
お金をもらえる!ロジカルデザイン講座」
うちの会社の若い人の勉強にちょうどいいかな と思って買ったのですが、
これがなかなかいい。
業界10年経った私が見ても勉強になります。
「10年思考錯誤してできるようになったこと」の作り方が書いてあったり、
感覚的にレイアウトしていて、言葉にできなかったことが書いてあったり、
そもそも、この「ロジカルデザイン」の「ロジカル」に、
「理にかなった」「筋の通った」「論理的な」
という意味があるらしいです。(ネットで調べると)
そして、テキストの冒頭に書かれている言葉が
「デザインの全てには必ず理由があります。」
エクステリア、ガーデンデザインには、理由がある、
「なんとなく」、「思いつき」、「たまたま」でデザインしてはいけない、
お客様に申し訳なく思いませんか?と書かれてある。
ああああああああああああああああああああ~
上のアプローチの考え方なんかは、セミナーや勉強会に行くとよく講師の先生がおっしゃられていることなので、
すぐにわかりましたが、
説明がより理論的な気がしました。
特におもしろかったのが、
「気勢」のところ
気勢と受けの関係
これは、アプローチにも通じるのですが、
「気勢と受け」の関係は、「アプローチと門袖壁」、「アプローチとアイストップ」 の関係のこと。
「動線をコントロール」する と書かれています。
アプローチは
直線、曲線、S字型、クランク、と形がいろいろありますが、それぞれに、気勢の向きがあり、理由があるのです。
けっして、「洋風に見えるから」という意味ではない のです。
この業界に入ったばかりの頃に、この本に出会いたかったですね。
2015年のテキストなので、私が入ってきたときにはまだできていませんが。
この業界の若い人は、このテキストを読んで勉強してもらいたいものです。
テキストのタイトルにもあるように、
「デザインはロジカル、論理的」なのです。
決して、感性やセンスがある人だけができるものではない。
デザインの論理を学んで、身につければ、誰にでもできるものです。
そう思います。