シンプルモダンなモデルの外構ができました。

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

先日完成しました、クラフトワンさんのモデルの外構工事。

そちらをご紹介します。


道路から、全景
白を基調カラーとしたシンプルな外観。

外構も建物にあわせてプランニングしました。


隣地から全景
隣地からのアングルにはなりますが、正面とも言える ファサード部分。

1階部分の大きな面に対し、2階部分は片流れの屋根を載せています。
1階部分のこの面には、窓はなく、雨樋や換気口、メーター等の一切のノイズがありません。
あるのは、玄関ドア、ポーチだけ。


シンプルを追求したデザインとなっています。



そんな建物に合わせて、外構の門袖壁も、工夫をしました。




門袖壁シンプル
背景が建物外壁になってしまい、わかりづらいですが・・・・。


壁を2枚前後に重ねた構成、

手前の低い壁は、建物の1階部分に合わせ、天端はフラットに。
奥の高い壁は、建物の2階部分に合わせ、天端は斜めにカット。




門袖壁 ななめから
このアングルからなら、わかりやすいですね。


門袖壁も、建物とまったく違うデザインにするのではなく、
関連付けできるように工夫しています。




そして、アプローチ。



アプローチ
道路から玄関までをつなぐ、アプローチ。



アプローチを石やレンガ等で、色をつけることができないときは、
アプローチのスタートとゴールだけでも工夫するよう心がけています。


アプローチのスタート部分
アプローチのスタート部分


スクエアのコンクリートが2つ、ズレて並び、
アプローチへと続いていく、


アプローチは大きく曲線を描いていく、
アプローチのゴール部分
アプローチのゴール部分


ゴール部分も
スクエアのコンクートが3つ並ぶようにして、
ここで、アプローチが終わること意識付けできるようにデザイン



そして、

玄関へと続いていく。
アプローチ、ゴールの土間のスクエア
スタート と ゴール のデザインです。




ちょっと余談になりますが、
先日、この業界のトップデザイナーさんの話しを聞く機会がありました。
そのときおっしゃられていた言葉が

『つなぎのデザイン』



私のこのアプローチの作り方もそうなんだよ。「つなぎのデザイン」なんだよ。

道路 → スタート → アプローチ → ゴール → 玄関ポーチ



もしかしたら、「つなぎのデザインってそういうことじゃない」って言われるかもしれませんが、

その言葉を聞いたとき、
今までうまく言葉にできなかったことが、言葉に、形になったと思ったんですよね。



まあ、余談です・・・・・。



お金もかかって、アルミ部材も植木も多くて、施工コンテストを狙える そんな外構デザインではないのですが、
シンプルながらもいい外構、ができたと思っています。


クラフトワンさん、このたびは外構工事のご依頼をいただき、ありがとうございました。

このモデルを機に、御社のご商売がさらに繁盛すること願っております。