ユニック車を使って、砂利を高台へあげます。

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

建物は「坪単価◯◯万円」と謳っている、ハウスメーカーさん、工務店さんあるのですが、
私たちの外構の仕事は、「坪単価いくら」と謳いにくいです。

その理由はいくつかあるのですが、そのひとつに土地の高低差によるものがあります。


工事車両が、

工事作業をする場所に入れることができるのか。
入れることができなくても寄せることができるのか。
寄せることができず、作業を全て人力でしないといけないのか。

このことで、例え同じ工事内容、同じ広さだっとしても、工事金額が変わってくることになるのです。


今週工事に入った、K様のところでは、

堀車庫があり、階段を20段ほどあがったところが工事の範囲でした。

そこで、ユニック車を使って、工事に必要な材料をあげます。


高台砂利入れ
防草シートの上に敷き詰める砂利を上にあげます。

まず、布モッコを敷き、その上に砂利をダンプ(落と)します。


布モッコ
布モッコをユニック車で吊り上げて高台の上の土地へと運びます。



なんで、「モッコ」って言うのか?ちょっと気になる。


ユニック車で吊りあげる
おおおおお、高い高い。

今回電柱、電線が干渉しないところにあったから、ユニック車を使うことができたのですが、
もし、ユニック車すら使うことができなかったら、と思うと・・・・・。

人力で砂利を持って階段を登らないといけないので、
そりゃあまあ、大変。
職人さんから、ブーブー言われます。





文明の利器に感謝。

そして、
ピラミッド作った人は大変だったろうな。


で、上げた砂利をどうしたかと言うと。



建物の裏側の雑草対策に使用。
表土すき取り
まずは、草を取り除き、

さらに、水勾配が取れるように更に土を削ります。




グリーンビスタ240
防草シートを敷きます。

防草シートは、グリーンビスタ強力防草シート240




砂利入れ
砂利を敷きつめて終わり。


これで、草とりの手間はだいぶ楽になります。




砂利を一輪車で簡単に運べるところなら、何の問題もないのですが、

こちらのように、ユニック車を使って材料を上げる必要のあるところは、工事金額が加算されてしまいます。


お客様には金額があがるので申し訳ないのですが、こういった事情があるのです。

どうぞ、ご理解・ご了承ください。