2011/9/27 故郷、鹿児島の名勝 千巌園に心打たれます

おはようございます、e-garden(イーガーデン)中村穂高です。
みなさん、3連休はどのように過ごされましたか?
この時期、気候もいいですから、観光地に行かれた方も多いのでは?

私は、土日にお休みをいただき、故郷鹿児島に、友人の結婚式にいってきました。

結婚式にだけ帰るのは、いささかもったいないので、鹿児島の名勝、千巌園(せんがんえん)にいってきました。

千巌園は、江戸時代、薩摩の大名島津家の別邸として使われた場所で、お屋敷もさることながら、桜島や錦江湾を借景として取り入れた借景庭園が有名です。


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曲水の庭

こちらは、全長100mくらいの小川が通る庭園。
『曲水の宴』と呼ばれる宴が行われた場所です。
小川の上流から酒杯を流し、酒杯が目の前を通るまでの歌を詠むというもの。
中国から伝わった遊びらしいです。


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その曲水の庭の小川の到着地点。
滝へと流れ落ちます。

この滝を眺められるよう、いくつも仕掛けがありました。

この写真は、雪見灯籠と石橋越しに滝を臨んだもの。
滝により風情を出すにはこういう仕掛けが大切ですね。


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これは、
鶴灯籠。
笠の部分は、長辺3mくらいになるんじゃないでしょうか。
写真じゃスケール感が伝わりませんが、
火袋の部分だけが人工的に加工されたもので、その他の部位は自然にあるままのものを使う。
これも、中国庭園の文化の流れなのかな?



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そして、鹿児島のシンボル 桜島。


このシンボル桜島を、何にも邪魔されずに見ることのできるスポットが
この千巌園なのです。

この日は天気もよく最高でした。
「我が郷里、鹿児島よー。」思わず心の中で叫んでみます。



この雄大は桜島を借景として取り込む借景庭園、千巌園

是非、鹿児島に行かれたときには、お寄りください。

千巌園のホームページをこちらから
詳しいことはこちらをご覧ください。