ブロック塀について

こんにちは!
久留米市のお庭屋さん「e-garden」のコレナガです



近年、震災が相次ぎエクステリア業界も様々な対策や点検を改めて行うようになってきました。

そして最近、特に多いのが「ブロック塀の基礎や高さ」について。
弊社のHPの検索ワードでもお客様が検索してみてくれている方もいらっしゃいます。

そのため今日は再度ブロック塀について書こうかと思います!
(大分お堅い文章になってしまいますがぜひ今後のために見られてください



では(社)日本建築学会が定めた内容を抜粋してご説明します。



今日は「ブロック塀の基礎や高さ」についてご説明いたします。




ブロック塀の最大高さ(H)は、地盤面(GL)より2.2mです。
ただし、ブロック塀の形式、基礎形状、地盤の状況などによって高さの制限は異なります。
下の表に示す数値以下の高さにしてください。


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注)普通土:基礎の周囲を埋め戻すとき、基礎をつくる為に掘り起こした土
改良土:同じく、埋め戻す土の代わりにコンクリートや砂、砂利まじりの土で十分に締め固めたもの



○ブロック塀の高さの測り方について


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○ブロック塀の基礎について

基礎形状には大きく分けて3種類あります。
基礎寸法と基礎形状による、高さの制限は下表を参照してください。


基礎の根入れ深さと塀の高さ(㎜)

 

補強ブロック塀

型枠ブロック塀

塀の高さ

I形基礎

逆T・L形基礎

I形基礎

逆T・L形基礎

1000

350

350

450

450

1200

350

350

450

450

1400

400

350

500

450

1600

450

350

550

450

1800

500

350

600

450

2000

400

500

2200

450

550

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○ブロックの厚みについて
・高さ2m以下のブロック塀→厚さ120mm以上のブロック
・高さ2mを超えるブロック塀→厚さ150mm以上のブロック
をそれぞれ推奨しています。

※参考:建築基準法では、高さ2m以下→100mm以上
            高さ2m超える→150mm以上







○控え壁について

壁は、塀が風や地震で倒れないようにするもので、
面であるブロック塀に対し強度を補うために必要です。
塀高さが1.2mを超えるときは、
長さ3.4m以内ごとに基礎と塀と一緒に作ってください。

※改良土、もしくは逆T形、L形基礎の場合は1.6mを超えるものに必要となります。



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ブロック塀の長さ3.4m以内ごとに、
基礎及びブロック塀に接合する控壁を設け、
かつブロック塀の端部より800mm以内に控壁を設け補強してください。



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日本建築学会や建築基準法を調べてみると更に詳しく記載されております。
気になられた方は公式HPをご確認ください。


現在お客様専用の資料を作成しております。
またでき次第e-gardenホームページでもご紹介いたします。



(今回の引用サイト:有限会社佐々木ブロック様)