最新施工例を見て感じること(半分ひがみ)

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

タカショーさんの施工コンテスト2019の冊子が届きました。

どんなのが今の流行りなのか、どんな施工例があるのか、興味があります。

確かにおもしろい、すげえ、こんな工事してみたい、こんな施工できるんだ。

いろいろな発見があります。


ただ・・・・・、ただ・・・・・、



最近の流行りとは思うのですが、
門周にアーチをかけたり、シャッターゲートがついていたり、
ガーデンルームがあってそのまわりを装飾しまくっていたり、
高額の商材を使っていたり、

まあ、こんなお客様にめぐり会うことなんて、そうそうないよねえ。(半分ひがみ)
と思ってしまうものばかり。
そりゃあ、メーカーさんの商品PRの場でもあるから、ここぞとばかりに特別な施工例をあげるのでしょうけれど、
フツーのお客様にプランを考えるときに、参考になるのはほとんどないです。
(繰り返しますが、半分ひがみ)




そんな中、けっして高額でない施工例に出会うことがあります。

商材の使い方がうまかったり、
建物やまわりのものとバランスが取れていたり、
植木との組合わせが上手だったり、

そういう施工例を見つけるとうれしいですね。

今回の冊子の中では、こんなものがありました。

考えること01
オリジナルの格子材

オリジナル、特注仕様なので、
格子幅もよく検討して
作ったそうです。
考えること02
こちらは、壁の右となりの四つ目垣、
壁のくり抜きから垣間見える筧が
タカショーさんの商材なのですが、


決して主役になるような使い方をしているわけではないのですが、
きちんと選ばれています。

全体のバランスが取れているんでしょうね。

300万、400万、それ以上するような施工例ばかりだと、
高額商品に頼ってしまっているように見えますが、
(再度繰り返しますが、半分ひが   ← もういいって。)


こうして、アイデアやバランス、ひとつの絵として成立しているような使い方をしているものは、
とても勉強になります。
コンテストが公平に審査されているように感じます。



誰もやったことがないような、
これってどうやって工事するの?

そんな驚かれるような、感心してもらえるような、
オリジナルの施工例を考えていきたいですね。