スマートFウォール展示会にいってきました

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

私たちのエクステリア業界では、ここ数年、ブロック塀の耐久性、安全性、強度、が注目されています。


そんな中、見た目がブロック塀に似た、そして軽く安全性も高い商品が開発されています。

その展示会にいってきました。









スマートFウォール
写真では、板塀の下の壁部分は、ブロックで作られた壁に見えます。



スマートFウォール
こちらも表札、ポストのついた門袖壁、よく見る形です。


一見、下地はブロックで作っているんだろうな。と思いますが・・・・。

実は、こちら「発泡スチロール」でできています。




スマートFウォール 下地
素地はこの状態。

断面を見ると・・・、


スマートFウォール 断面
柱を建てて、その柱に発泡パネルをはめ込んでいきます。

見た目ブロック塀ですが、実はフェンスに使い構造。



素材は発泡スチロールですが、

私たちが普段目にする発泡スチロールより、
発泡の割合を小さくしており、通常のものより硬くできています。
(ブロックほど硬くはありませんが、)

硬いけれど基本発泡スチロールなので、ブロックの1/16の重さです。


1/16の重さですよ。

万が一倒れたとしてもケガをするような重さではありません。






と、実に軽く丈夫な商品です。

けど、まだ世に出たばかりの商品で、まだまだ開発の余地がある商品でもありました。

それが、今回だいぶ改良されてるように思えました。




その1つが、

門柱仕様
門柱仕様。

おもしろい点は、ニッチの部分のアーチ。
こういう造作は左官さんの手でつくると手間がかかってしまうところ。

それが簡単に作れるようになっていました。



同じように、


スマートFウォール 下地
下地をこのように作って、



スマートFウォール ニッチ加工
ニッチ部の色を変えたり、タイルを貼ったり、

今までデザインにこったことはできない商品だったのですが、
ここまで進化してました。

まだ、土留として使うことはできないようですが、(強度の問題上)
デザインの自由度はブロックでつくるものより、格段にあがっているように思います。


軽くて安全、工事が容易、工期短縮にもなる。



スマートFウォール  提案の中に入れていきたいですね。