京都の名庭をRIKCADで再現

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

今宵は、夜なべでパースを作っていました。


今日(日付変わったので、もう昨日になりますが)は、RIKCADのパースコンテストの締切でした。
いいものができるよう、ギリギリまで調整して粘って作りました。

2018年の秋に京都に研修に行かせてもらったときに、訪れた高台寺。
そのとき感動した風景を、RIKCADで再現することにチャレンジ



今日はその製作段階を少しお見せします。



まずは、製作初日にざっと作ったもの。




高台寺パース03
まだ植木をテキトーに選んで、テキトーに配置した状態なので、イマイチ。


普段、外構、エクステリアの図面を作るとき、池はまずないので、水面の反射なんて気にしたことない!

この時点で、植木が池の水面に反射することが確認できました。

高台寺パース04
次に、細身の枝を選び、紅葉している樹種も混ぜてみました。
池の形も自然っぽく、ひょうたん形に。

いい感じになってきました。


けれど、
まだ構図に奥行き感、遠近感がない
光のあたっているところとそうでないところのコントラストが弱い

ということで、次のパース

高台寺パース07
画面の右側が手前に、左側が奥になるように構図を調整しました。
そして、右と左にはさまれた中央部分がグッと奥まであるようにしました。
(けど、ここは暗くてよくわからないんだな)

全体の明るさと、光の当て方、を調整して、スポットライトが当たってるところは明るく、当たっていないところは暗くなるようにしました。
植木の足元と上部は2枚目より、暗くなっているのがわかりますか?


高台寺パース13
そして、右上部と左上部に、大きく手前に植木を入れて
さらに奥行き感を強調

額縁構図?サンドイッチ構図?



これに、もう少し手を加え、最終的に応募しました。


応募締め切り、約30秒前に!



それなりに時間はかかりましたが、
満足の行く作品になりました。

いい線いくんじゃないかな?と自己満足です。


それにしても、RIKCADってすごい!
進化してるねえ