展示方法がおもしろい

こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

先日、友人が出店する「建築展」を見にいってきました。


設計する01
大分県大分市
アートホール

建築家、磯崎新氏の設計によるものです。
設計する ポスター
内容もさることながら、私が興味を持ったのは、その展示方法。


私たちがよくやる展示方法は、

自分の作品の写真をラミネートやファイリングして写真を見せる

というのが一般的。



けど、この建築展では違うんだな。


角材を並べて展示
角材をランダムにならべ、(いや実はランダムではなく、設計者の計算された意図があるのかも。)
その天端に作品を設置している。


展示方法がおもしろい
こんなふうに。




作品を見せればいい というわけではないんです。




こちらも

展示方法が変わってる
パネルを並べているのだが、その土台には、


展示方法に角材を利用
おそらく、建築現場で出る角材を再利用しているのでしょう。

角材に切り込みを入れて、そこに展示物のパネルをはさみこむ。

お金をかけずともできることはあるんだよな。



こちらもおもしろい。


展示方法がおもしろい。宙に浮いたような。
天井から吊るされた U.F.O.のようなもの。

その下に土台が置いてある。



実はこのU.F.O.  円盤の内側に作品の写真が並べられており、
下の土台に乗って、見る というもの。


円盤の内側
この写真でわかります?

また、作品の写真の奥には、四国のどこだったかな?平野のパノラマ写真が広がっており、
この地域での作品というコンセプトとなっています。


一人ずつしか見れないし、土台に乗って、この円盤の中を覗いている様は、外から見ると絵的におかしいけれど、
きっと見た人の記憶に必ず残るでしょうね。
「へえー、こうやって作品を見せるんだ。」的な。



e-garden(いーがーでん)でも、たまに大川の家具屋さん、I.D.F.さんで、展示会、お庭の相談会をしていますが、
こんな、シャレた展示の方法はしていない。

けど、やったらおもしろいんだろうな。



友人も、この展示会のために、通常業務を1週間止めたって言ってたもんな。

おもしろいことをするためには、それなりの時間が必要。

今のe-garden(いーがーでん)スタッフで、それだけの時間を捻出するのは大変だな。




展示方法も含めて、刺激的で、元気をもらえた、「建築の展示会」でした。