落ち葉で肥料

こんにちは。
久留米市のお庭屋さん「e-garden」のコレナガです☺

もうすっかり秋ですね。
秋と言えば紅葉が綺麗!
けどお手入れ大変…。
そして、落ち葉もたくさんあるとゴミ袋もたくさん必要になってきますよね…。


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そんなときは落ち葉を肥料にしてみてはいかがでしょう?

準備するものは
・箱状のもの
コンパネ・ベニヤ板などを使った手作りの木枠、または専用の樹脂製コンポスター
大きめのポリ容器なども排水性、通気性を改善すれば代用できます。
・落ち葉
準備した箱の容積の約5倍以上の量(できるだけ多めに準備しましょう)
・表土(黒土)
自然の表土には微生物がいるので、それを落ち葉とまぜることで、
たくさんの微生物の増殖に役立ち落ち葉の発酵を早めます。(水分調整の効果も期待できる)
・発酵促進材
米ぬか、油かす、コーランネオなど
・雨よけ用のシート
雨よけ目的に箱に掛けるためのもの。ホームセンターなどに売っているブルーシートが便利
・ガーデンフォーク、クワ、レーキ、ジョウロなど


作り方は簡単♪5段階に分けてつくります。

箱は日当たりが良く、風通しの良い場所に15cmほど埋め込んで据え付けましょう。

箱の中に落ち葉を入れ、水をかけながら踏み固め1段の厚さを約20cmにする

その上に発酵促進材を振り掛け、表土を厚さ約5cm敷き詰めて1段目終了。

1段目を1つの「層」として、これを同じように5段目まで積み重ねましょう。

5段目まで終了したら水をかけ、最後に雨よけシートを掛けてブロックなどで重しをして作業完了。

開始から約2か月後が、1回目の切り返しを行います。
切り返しとは箱の中に入れていた葉を全て取出し、かき混ぜて中に酸素を取り入れ、箱に戻す作業の事です。
これをしないと堆肥内の微生物が呼吸ができず死んでしまいます。

⑥の作業を1回目の切り返しが終わると、2回目からの切り返し作業は20日に1度行い
7か月後くらいには葉がボロボロとなり堆肥が完成します!

~補足~
・落ち葉堆肥作りは一度に堆肥枠いっぱいに積み重ねる。後で積み足しはしない。
・約60日たったら1回目の「切り返し」の際、落ち葉が乾燥したり水分過多になっていないか
 観察して水分量を調整をしましょう。水分過多の場合は乾燥した表土を足して調整する。
・完成したらポリ袋などに入れて保存してください。



いかがでしたか?
作業内容は簡単でも、すこしめんどくさいかもしれません。

ただ、堆肥を作る方法はいろいろあるので試してみたいなーという方は
自分に合った方法のもの見つけてチャレンジしてみるのがいいかもしれませんね。