害虫は苦手です。冬も対策が必要です。

こんにちは。
久留米市のお庭屋さん「e-garden」のコレナガです。


今日は皆さんが苦手だろう「虫」のお話をします…。

今からの季節に行うガーデニング作業といえば、天地返しがというものがあります。

天地返しというと…
深さ50cmくらい土を掘り、
上と下の土を入れ替えてあげるとい作業。

雑草の種が土の中に深く埋め込まれていたり、
下で硬くなった土が冬の雪や寒さ、風などにでほぐれ、
再団粒化が促されたり、よい土壌をつくるためには必要のな作業。


そんな作業中、白や灰褐色のイモムシが出くわすことがありませんか?
灰褐色の細身はカブラヤガ。(ネキリムシのこと)
根切りという名前で呼ばれ、かじるところは植物の地際部分で、
植えたばかりの苗を倒してしまいます。


半透明の白くムチムチしたイモムシはコガネムシの幼虫。
前についた脚が長く目立つのが特徴的です。
生育中の植物が突然調子を調子が悪くなり、
植物の根元を引っ張ってみると、
丸ごとすっぽりと抜けて根がなくなっていることもしばしば…。
これはコガネムシの影響です。
コガネムシは成虫になっても葉や花を害を及ぼすので、
頭を悩ませる虫のひとつです。

コガネムシの幼虫によく似た、白いイモムシはカナブンの幼虫。
根をかじらないのでこれといいって問題はありません。
成虫になると樹液を吸汁するのですが、
植物が枯れるほどの大量に吸汁しないのでご安心ください。

ネキリムシやコガネムシの幼虫は、
寒くなると土の中に潜り、幼虫や蛹の状態で冬を越します。

なので、天地返しの際にできるだけ捕獲して、退治していたほうが
植物に対する被害を少なくすることができます。


お庭の花壇に大量に幼虫を発見した際は
しっかりとした適切な薬剤で防除することをお勧めいたします!