スタッフが日々考えていること

2015/6/15 余盛 とは?

2015年6月15日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

外構工事が終わったお客様から、
「土が山になっているけれど、アレは何ですか?」と聞かれることがあります。

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私が打ち合わせのときにきちんと説明しておけばいいのでしょうけれど、
ついつい忘れてしまうんですよね。

こちら、『余盛』と書いて、『よもり』といいます。

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この写真はわかりづらいですが、
庭の隅のほうに、一輪車数台分の土を山にしています。

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土だけでなく、砂利やクラッシャランのときもあります。



お客様からすると、
「なんで山になってるんだろう」
「持って帰るの忘れているのかな」と思われますよね。

でも、これは、わ ざ と 置いてます。



外構工事のときに、整地用に新しい土を入れて転圧をかけて締め固めます。
締め固めるのですが、それでも時間が経つと土が沈んでくるところが出てきます。



その沈んでくぼんだところに、
お客様自身で土を入れて均してもらうために余盛をしています。


土のくぼみをそのままにしておくと、そこに雨水がたまりやすくなるからですね。


お客様自身に土を盛ってもらうことになるのですが、
草むしり同様、お庭のメンテンナンスのひとつと思っていただけたらと思います。


けっして、回収し忘れではないですよお。


2015/6/11 だいたいいくら?とよく聞かれます。

2015年6月11日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること
腕立て200回、腹筋300回、背筋100回、

セルフライザップを始めた、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。



タイトルにあるように、

「◯◯坪で、だいたいいくら?」

とよく聞かれます。



初回のヒアリング、打ち合わせのときにお客様からよく聞かれるのですが、

他の会社の人や、相棒の今泉、北茂ヤスさんが何と答えているのか、わからないのですが、
正直、

坪数だけではわかりません。



お客様がこう聞かれる理由のひとつは、
建物が『坪単価◯◯円』 と謳っているところが多いからでしょう。

建物が基本フラットな土地に建てること、
1世帯の建物の建築面積がわりと絞られること、

建物の場合、坪単価いくら?というのは割り出しやすいと思います。(私の勝手な予想ですが、)




ところが、外構はそうはいきません。

道路との高低差があるのか、ないのか、
境界ブロックフェンスは、あるのか、ないのか、敷地に対しどれだけ必要なのか、
既存の構造物があり、それを使うのか、または解体・処分するのか、

と、
いろいろと理由があります。

例えば、
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上の2つのように、
約70坪の敷地があったとします。

敷地面積は同じ、車は3台のコンクリート、

平面図上の見た目は、ほぼほぼ同じです。

これを3Dにしてみると
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平面図の左がコレ
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平面図の右がコレ  です。

こちらのほうが敷地と道路に「高低差」があり、工事に金額がかかってしまいます。

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道路との高低差があると、土留のブロックや、階段が必要になります。

さらに、
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うすくピンクの色を塗ったところの土を掘って、処分する必要があります。

これが意外に盲点で、お客様が驚かれるところです。

敷地と道路との高低差が大きければ大きいほど、この残土は多くなる傾向にあるので、
要注意です。

その他、駐車場の台数にともなうコンクリートの量
門袖壁に仕様のグレード

敷地の広さとは別に、お客様のご要望で変わるところもあります。


わかっていただけますでしょうか。



外構工事は、敷地面積だけでなく、その他いろいろな条件によって変わってきます。


「早く概算を知りになりたい」という気持ちもわからなくもないですが、

お見積りは、無料でさせていただきますので、
一度お土地を見させていただいたり、お時間をいただけないでしょうか。

よろしくお願い致します。



2015/6/10 まだまだ学ぶことが多いです。

2015年6月10日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

先日とあるセミナーに参加してきました。

何人かの著名な方の講演があり、その中のひとつに私の興味をそそるものがありました。
そのテーマが


『どうなる?2020年の住宅・エクステリア市場』


私も40歳を前にして、社内的にもそれなりの立ち位置になりましたし、
自分の家族、自分の会社、に大きく影響をおよぼす、業界・市場の動向には興味があります。

正直、追い風ばかりではないエクステリア業界。

消費税の増税、少子化、職人不足、地域格差、価格競争、などなど

抱える問題、今後大きくなるであろう問題を取り上げていました。



ただ、マイナスの面ばかりではなく、
その中で生き残っていくためのヒントをたくさん教えていただいたセミナーでした。

いい話はたくさんあったのですが、その中でひとつ、

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いい場所が
いい時間をつくる。
いい場所は
いい設計がつくる。


ドキッとしますね。

まがりなりにも、エクステリアプランナーの資格を持ち、
デザイン・設計で、お客様のお悩みやご要望を叶える という立場にいますので、
この言葉は、正直、心に重くのしかかってきます。

下手な提案はできません。


そして、この言葉を聞いたときに思い出したのが、
去年、ある施工コンクールの表彰式に参加したときに、
同業者の方から聞いた言葉。


(アンチ「施工コンクール」の文言なので、詳しく書きませんが、)

完成直後の写真で、賞を決めることに何の意味があるのか、
完成して5年、10年経ったあとに、お客様が満足していることのほうが価値があるのではないか。

という主旨のことを言われていました。

ちょっとニュアンスがズレてるとは思うのですが、
「見た目」「見栄え」だけでなく、時間が経ち、そこがどのように使われているか、
そこにデザイン・設計の本当の意味や価値がある と考えさせられます。



40歳を前にしていますが、
まだまだ学ぶことは多いです。

がんばるべー!うりゃ!!

2015/6/1 雑草対策のひとつ 砂利敷きの効果

2015年6月1日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること
こんばんは、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

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気づけば、もう6月。早いもんです。

今年は例年に比べて梅雨に入るのが早くなる予想とのことで。
これからの季節は、現場作業がなかなか進まず、工事段取りに頭を悩ます時期になります。
現場とのやりとりが大変ですが、アメニモマケズ、がんばっていきます。


新築外構工事で、
雑草対策というか、草が生えてくるのを抑えるために
建物の裏手に砂利を入れることが多いです。

e-garden(いーがーでん)の会社のまわりにも砂利を敷いています。
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こんな感じに。


先日事務所のまわりの草むしりをしたのですが、
砂利を敷いていると、草むしりが本当に楽です。
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抜いてみると、ほとんど土がついていません。
根が深く入るものは、こんなことはないのでしょうけど、
そこまで深く入るものでなければ、土もつかず、スルッと抜けます。

飛んできた草の種なんかは、根づかず草むしりがほんとに楽になりますね。


防草シートを敷けば、もっと効果的でしょうけど、
砂利だけでもそれなりに効果はあります。

金額はそれなりにかかってしまいますが、(面積によります。)
建物の裏手の部分、特に何かしたりするような場所でないのなら、
砂利を敷くことをおすすめします。


その他にも、こんな雑草対策があります。

2015/5/25 エクステリアの現場は、いろんな職人さんの手で作られています。

2015年5月25日|カテゴリー「スタッフが日々考えていること
妻の日曜出勤。
3人のこどもの世話。
長女の発熱→病院。
長男のいたずらの片付け。
自治会費の集金。




こんばんは、
休みに休んでいない、久留米市のお庭屋さん、e-garden(イーガーデン)の中村穂高です。

休んだ気はしないのですが、
こどもといっしょに寝て、こどもといっしょに起きましたので、9時間睡眠。
朝から全力で仕事しています。


さてさて、現在工事が進行中の久留米市のK様邸。

ガーデンリフォーム工事です。

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存在感バツグンの物置のカンナ。
パーゴラ付きのタイルテラス。
パーゴラには、夜でも楽しめるよう照明。
その中庭を道路から丸見えにならないように人口木材のフェンス。
そして庭つくりにかかせない植木。

こんな楽しい、憩いの空間ができる予定です。

工事は順調に進んでおりますが、
工事終盤にかかりちょっとしたトラブル、計画変更が発生してて、ん?という感じ。
でもまあ、お客様にも理解していただきながら工事は進んでいます。


こちらの現場に限らないのですが、
エクステリア、お庭の工事というのは、いろいろな職人さんの手によって作られています。
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まず、オシャレ物置カンナは、
組み立て屋さん、

カンナの基礎や、タイルテラスは左官さん、

パーゴラや、目隠しのための人口木フェンスも組み立て屋さん、

パーゴラにつける照明は電気屋さん、

そして最後に植木屋さん。


こちらの現場でも4種の職人さんの手によって作られていきます。
基本は左官さんを中心に工事は進んでいきます。
左官さんをメインに、工事の流れを考えながら、他の職人さんをどのタイミングで入れるのかを調整するのが
現場監理の腕の見せ所になります。


他に、大工さんや、解体屋さんに入ってもらうこともあります。

こうやって、多くの職人さんの手によって、エクステリア、お庭の現場は工事が進んでいきます。

みなさん、知っていました?

今回久しぶりのパーゴラです。
e-garden(いーがーでん)で、パーゴラをつけた他の現場はこちらをご覧ください。
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