こんにちは、久留米市のお庭屋さん「e-garden」の中村穂高です。
本日久留米は快晴ですね~。
ホントに気持ちがいいです。
車の中はポカポカになりますよね。
昼下がりは眠くなりそう(-_-)zzz
って、私は車の中ではなく、
事務所で図面を作成しております。
さて、今日はエクステリア豆知識ってことで、
ちょっと真面目な話。
私が一時前、営業をしていたとき(今は設計という部署です。)
お客様からよく聞かれた質問。
「ざっと、いくらになりますかね?」
わかります、わかります、その気持ちすご~くわかります。
だいたいでもいいので、早く金額が知りたい!!
でも、外構工事って、ハウスメーカーさんの建物のように
『坪単価〇〇万円。』みたいに簡単には出ないんですよね。。。
建物は、トータル金額を建築面積で割ってしまえば、
だいたいの金額は出るでしょうけど、
外構工事はそう簡単にはいきません。
まず、
①土地の高低差。
土地の広さが同じでも、敷地の高さと、隣接する道路との高低差が
あればあるほど、金額は高くなります。
理由は、土が流れないようにする土留めをどうするか、
階段は何段必要かで、金額が変わってくるからです。
道路との高低差がなければ、
土留めのブロックは必要ありませんが、高低差があると、
土留めは必ずブロックでしないといけなくなります。
土地を購入する際に、外構のことも考えておけば
なるべく高低差が少ない土地を検討できるでしょう。
②境界ブロック・フェンスのあるorなし
お隣さんとの境界ブロック、フェンスを、
不動産屋さん(地主さん)で行うのか、外構工事で行うのかで、
金額が異なります。
境界ブロック、フェンスが1面なのか、2面なのか、
3面なのかで、これまた変わってきます。
お客様からすれば、どこに支払うかが違うだけなので、
トータル金額は変わらないでしょうけど、
「外構工事はいくら」と聞かれると、
境界ブロック、フェンスが何面あるのかを確認しないことには・・・・
あと、アプローチだったり、ポスト・表札がつく門袖壁だったり、
駐車スペースだったり、植木などは、
だいたいおおまかな金額は出せるのですが。
上記の①②については、実際にお土地を見させていただかないことには、
はっきり言えないところがありますね。
それでも、金額を知りたいと思われる方は、
「建物の金額の1/10が外構の金額」
と 思っていただけたら幸いです。
私たち、外構工事の人間は、
お客様が建てられたお家の金額を知るよしもないので、
「〇〇万円」と答えることはできません。
でも、「お家の1/10くらいです。」
とお答えすることはできます。
ハウスメーカーの営業さんの中には、
「ああ、これくらいなら、〇〇万円でできますよ。」と
簡単に言う人がいるらしいですが、
お客様からそのことを聞くと
「そんな額でできるかー

」
と内心思うこともしばしば。
建物だけ立派で、外構は建物に不釣り合いな貧相なことになりかねません。
現在、新築を計画中の方、お考えの方、
「外構工事は建物の1/10の値段」
このことを覚えておいたほうがいいですよ。
建物と外構のバランスがとれた立派な住まいができあがりますよ。
まずはお見積りを!!